テクノロジーオリエンテッドから課題オリエンテッド抽出型のスマートシティプロジェクト

一般社団法人益田サイバースマートシティ創造協議会(以下、MCSCC)は、フェーズ1プログラムとして市民に一番近い行政マンである益田市職員のIoT教育(地域企業や団体含む)「誰でも分かるIoTセミナー」によるアンケート調査の仕組みからこの地方都市の抱える課題を抽出し、益田市と共に解決する手法を実践しています。


第5回益田市セミナー「IoT産業で益田市のブランド化」(2018/02/02)

益田市産業支援センター作成のIoT教育用アンケート用紙

益田市市役所や益田警察署、益田消防署、益田観光協会や地元NPO法人などから地域の課題を抽出し、地域の優先順位と出口戦略となる新産業の未来を評価し、民間主導でソリューションを提案し、益田市にテクノロジーや地域交流のエコシステムを実装しています。
益田市内の水路水位計(2017/3/31 第1回IoT教育アンケートでの要望)
●匹見地区の降雪計(2017/9/27 第2回IoT教育アンケートでの要望)
壮年期の高血圧対策(2017/9/27 第2回IoT教育アンケートでの要望)
●社会インフラ維持管理業務(2017/10/27 第3回IoT教育アンケートでの要望)
●高齢者の1人歩き(2018/2/2第5回IoT教育アンケートでの要望)
●観光資源の掘り起こしと地域イベント支援(2019/2/12 第1回SmartCity Technologyフォーラム@益田
※黒文字は既にプロジェクトイン

島根県益田市に、本社を置くMCSCC設立は、リアルな現場と市民との交流しながら、社会課題を探査し、そのテーマを自治体側とMCSCCのワーキンググループ内で議論し、民間主導でプロジェクトを創出・運用する仕組み作りを進めています。
島根県益田市は、2030年日本国の少子高齢化社会の未来を見ることが出来ます。


ワーキンググループ検討風景

【島根県益田市の現実】
人口46,309名(令和元年10月調べ)で毎年600名減(自然減は約400名)
平成30年7月末時点での各地域高齢化率は益田35.9%(185)、美都48.4%(20)、匹見59.7%(46)、平均36.9%
(括弧内は内集落数(自治会数))

【将来あるべき姿】
『市民・地域が躍動し、希望に輝く益田』
●福祉都市宣言「健やかで、やすらぎとふれあいのある社会」
●QoLを満足させたコンパクトシティ
●安心できる生活
●誇れる歴史・文化・食
●地域資源を生かした産業
●地域間の連携や交流
●豊かな自然環境
●1人ひとりが活躍
●市民との協働

【現状の課題】
●人口減少
・少子化
・若者の転出超過
●高齢化
●厳しい財政
●インフラ老朽化
●過疎化・市街地空洞化

【将来の課題】
●本格的な少子高齢化社会
→ 担い手不足の悪化
→ 税収減・社会保障費増
→ 公債の発行も限界?
●インフラ老朽化の進展と災害の大規模化・頻発化
●SGDsと連動する地球環境問題への対応

MCSCCの思想は、「テクノロジーありきでなく、課題オリエンテッドの議論」を優先しており、データ連携と流通を意識した個別セグメントから全体最適にフィーカスし、公共主体から公民学連携の仕組みをMCSCCの組織でドライブして行きます。
MCSCCは、地方都市の「島根県益田市」をスマートシティのテストベッドの場に活用し、未来型エコシステム研究開発の中でデジタル・トランスフォーメーションの力で未来のあるべき姿を
自治体と地域住民の方々に寄り添った形で、OEM・パートナー企業や学術会員等、多様なステークホルダーと連携しながら、最適なテクノロジーを実装したCPS社会の実現に貢献することをMCSCCのミッションとしています。